スゲイノウ人森さんとの対談・第21回目。 前々回のインタビューで「万年筆選びって結構性格出るよね?」という話題になり、今回は万年筆選びについて森さんにお話をうかがってみました。 森って誰よ!?という方は下記のリンクも合わせてご覧ください。 【万年筆が好きすぎるシステムエンジニア 】第1回 SEと万年筆との出会い 森さん仕上げのカスタムヘイテイジ92はこちらです。

こんにちは!編集のSです。


森さん、最近の万年筆仕事はいかがですか?



私的にも意外です。私だったら断然ホワイトフロストがいいです!(キリッ)


もちろんダークフロスト・スリークも素敵ですけどね!


何か新しい計画が動いているとか?

まだまだ準備段階なので、これはまた改めてお話しますね!

う〜ん、気になりますが、楽しみにとっておきますね。

そういえば、最近人に「どんな万年筆を買ったらいいか?」という質問を受けることが増えたんです。

その質問を森さんにしたくなるのは納得できます。

その人のことをよく知ってる場合はオススメしやすいのですが、会ったばかりの人なんかだと難しいですね。

そうですよね、派手とか、地味とか、こだわりさんとか、いろいろな要素を考慮しますよね。

ですね。あとは、どんなシチュエーションで使うのか?とか。仕事なのか、趣味なのか。

例えばですが、私にはどんな万年筆がいいと思いますか?

うわー、面倒臭い質問きちゃいましたね(苦笑)Sさんは、もうボールペンでよくないですか?もしくはApple Pencil。

いや、そうなんですけど〜!あえて選ぶとしたらですよ。あえて。

うーん、そうですねー。カヴェコとかどうですか?カジュアルで可愛い感じですよ。

カヴェコ!

1883年ドイツ創業のKawecoです。1972年のミュンヘン・オリンピック開催の際に公式ペンとしても認定された「Kaweco Sport」は今でも人気で、好きなパーツを組み合わせてオリジナルKaweco Sportを作るイベントなんかも開催されています。


可愛い!ちょっと私そのイベント行ってきますわ!

早っ!

的確に選んでくださったので。。。
では、男性の方はどんなところで選びますか?

そうですねー。万年筆選びは腕時計選びと似ているかもしれません。だから、その人がしている時計をみると、どんな万年筆がいいか見えてきそうな気がします。

ということは、単純ですけど、ロレックスをしている人はモンブランとか?


実はそれほど好きじゃない、というのが面白いですね!じゃあ、オメガはどうでしょう?

オメガかぁ、難しいなあ。あえていうならペリカン?高価格帯であるものの、価格とのバランスが良く実用という点においてベスト。所有者は本当に好きで買ってる人が多いイメージです。

モンブランとはだいぶ印象が違いますねえ。次は…セイコーあたりはどうでしょうか?

パイロットでしょうか。コストパフォーマンスが高い。バランス感覚が良い人のイメージ。ある意味鉄板思考!失敗したくない人はパイロットを買っておけば大丈夫でしょう。

とりあえずコレという選択ですね!


う〜ん、確かに、カランダッシュとかキラキラしてますよね!若いコのキラキラと言うより、お上品なキラキラ。私にはない成分だなぁ(遠い目)

……ちなみに、最近ではスマホが時計がわりの人もいますが、そんなSさんのような人は、フリクション(パイロット)がおすすめです。文具は好きかもしれませんが、そもそも万年筆には興味がない可能性があるような?

あまり反論できないです。はい。

最後に、時計もスマホも持たない自由人は、三菱鉛筆で!ズバリうちの娘のような存在ですね。

鉛筆まで登場してしまった…。

いやいや、もう腕時計ブランドも万年筆ブランドもたくさんありすぎて、当てはめていったらキリがないですが、メジャーどころでいったら、こんな感じですかね〜。

やっぱり持ち物って性格でますね〜。

人は見た目が9割っていうくらいですからね。

そういえば、今森さんがしてる時計は…

あ、これはスマートウォッチです…。

アナログ万年筆を愛しつつ、最先端をいく男ですね…さすがです。

お後がよろしいようで(苦笑)

今週は、ゆる〜い万年筆トークでした。ここまでお付き合いくださった方、ありがとうございます。

また来週お会いしましょう!

よろしくお願いします!
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「万年筆が好きすぎるシステムエンジニア」森 慎吾さんのプロフィール
1981年生まれ。高校卒業→印刷会社→専門学校(音響芸術科)→テレビ局で編集マン→SE→フリーランスのSE→スゲイノウ人(イマココ!)。とにかくずっと激務に追われる日々からフリーランスへ転身し、忙しいながら趣味にあてられる時間も増え、万年筆カスタマイズに没頭の日々。