第34回 戦艦大和風「ふでDEまんねん」が完成!

アイキャッチ34
プラモ大好き!戦艦大好き!そんな森さんが手がけたの「戦艦大和風の万年筆」。
万年筆を"戦艦っぽく"しちゃう発想が面白いですよね。ご自分の好きなものをとことん突き詰めていく森さんならではの作品に仕上がりました。しかし、その作業行程は、ものすご〜くツラいようです。
スゲイノウ人の森って誰それ!?という方はこちらからご覧ください↓
【万年筆が好きすぎるシステムエンジニア 】第1回  SEと万年筆との出会い
森さん仕上げのカスタムヘイテイジ92はこちらです。
編集さん
編集S

こんにちは〜。編集のSです。

「万年筆仕掛け人」の森です。
編集さん
編集S

お正月もあけて、そろそろ万年筆作りも本格始動ですか?

そうですね。以前から気軽な気持ちで作っていた、戦艦風の万年筆がひとまず完成したんですよ。それをTwitterにアップしたら、思っていた以上に反応があったのでビックリしてるところです。

編集さん
編集S

おお〜、100以上の「いいね」がついていますね!プチバズり!

普段はこんなに「いいね」がつかないので(涙)正直かなり嬉しいです!
編集さん
編集S

自分が自信満々に発信したときより、なにげなくつぶやいた時の方がウケがいい時ってありますよね。とはいえ、この森さんの軍艦風万年筆は「なにげない」ってレベルじゃないですけど…。

パッと見では伝わらないと思いますが、ちょっと遊んでみたってレベルの軽いノリでは作れないんです、これ。みなさん「欲しい」と言ってくれたりして、すごく嬉しい。でも、これも現時点では参考作品ですね。
編集さん
編集S

え〜、せっかく欲しがってる人がいるのにですか?

Sさん替わりにやってみます?キェエエエーーーー!ってなりますよ、きっと(笑)

編集さん
編集S

具体的にはどのへんが一番大変でしたか?

一番は、リベットをポンチで打つ作業ですね。だんだん情緒不安定になってきます。

軍艦風万年筆の全貌

編集さん
編集S

リベットは点々の部分ですよね?これは確かに量が多いし、地道過ぎる〜。

リベットのイメージ。細部の表現がキモになる。
ちなみに、これがポンチです。これをグッと当てて、こう、ぐりぐり〜っとやります。すごく手が痛くなるんですよ。
ポンチ
ポンチ
編集さん
編集S

ぐりぐり〜って、長嶋監督的表現(笑)
はじめ写真を見たとき、筆でちょんちょん塗ってるのかと思いましたよ。全然違うんですね。ボツボツと立体的なんだ!

もちろんですよ!細いラインも彫ってるんですよ。俗に「けがく」っていいます。これがけがく時に使うツールです。一番細かい0.1を使います。

スジ彫カーバイド

編集さん
編集S

けがく?また初めてワードです。極細の彫刻刀みたいな感じですね。
そして、ポンチでぐりぐり〜も、けがくのも、ペンが曲面だからすごいやりづらそう…。

その通り!少しでも気を抜くと、ずるっと滑って大変なことに!!!

編集さん
編集S

うわー、緊張感すごい(汗)

おわかりいただけたでしょうか。
でも、これをやるかどうかでリアルさが全然違いますから、やるしかない!

編集さん
編集S

すみません、私にはできません。ごめんなさい。

わかっていただけるだけでいいんです。

編集さん
編集S

大変ツラい彫り作業以外はどうですか?
クリップとニブはセラミックの燒結コーティングとありますが、「しょうけつ?」ですか。

簡単にいうと、いつもメッキをしているのと同様に、セラミックの液にドボンと浸してから、電気をビリビリー!と流して、オーブントースターのような機械でこんがり焼き上げています。

編集さん
編集S

なんか美味しそうに言いますね。

これで簡単には傷つきませんので安心ですよ。

編集さん
編集S

相変わらず余念がないですね。コーティングまでバッチリとは。
あ、この旭日旗の部分はどうやってるんですか?

通常の「ふでDEまんねん」との比較

これは…タミヤでデカールを買ってきました!

編集さん
編集S

森さん、タミヤのお店行くの好きそう!

好きですよ〜。だって、タミヤのクオリティすごいです。こんな細かいデカール作れるんや〜〜〜!って感心しながら買いました。
以前、菊水紋を入れたくて四苦八苦していたんですが、結局満足いくものができなくて…。オリジナルの極小デカールは今後の課題ですね。

菊水紋
菊水紋に四苦八苦
編集さん
編集S

さて、これだけの作業1日では到底無理ですよね。仮に森さんの日給を1万円としても(実際は絶対もっと高いハズ…)もとの万年筆が千円程度ですから、あまり高額にもできないし…。

そうです。そんなワケでお譲りするとしたら、バカみたいな値段になっちゃうので無理だな〜と思ってます。
なにかいい感じの治具があれば別ですが。

編集さん
編集S

ポンチでぐりぐり〜と、ラインをけがくのって、ほんと職人技ですね。

金ペンの軍艦風がみたい!などなどいろいろご意見をいただき、本当にありがとうございます。金ペンで失敗した日には寝込みそう(苦笑)

編集さん
編集S

なにか画期的な治具が森さんによって開発されることを祈っています。

あ〜、寝ている間に小人が作ってくれないかな〜。

編集さん
編集S

あ、いいですね。私も寝ている間に記事がサラサラ〜っと出来上がっていて…

あ〜、現実逃避してきちゃったので、今週はこのへんで〜。
最後までお付き合いありがとうございました!もしよかったらSNSで「いいね」や「シェア」お願いします!

編集さん
編集S

同時に、森さんのような、ちょっと変わった趣味の方も募集しています。自薦他薦は問いません。お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

では、また来週〜!

編集さん
編集S

さようなら〜!


どれだけ磨くの!? カスタムヘリテイジ92製作記はこちら


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「万年筆が好きすぎるシステムエンジニア」森 慎吾さんのプロフィール

1981年生まれ。高校卒業→印刷会社→専門学校(音響芸術科)→テレビ局で編集マン→SE→フリーランスのSE→スゲイノウ人(イマココ!)。とにかくずっと激務に追われる日々からフリーランスへ転身し、忙しいながら趣味にあてられる時間も増え、万年筆カスタマイズに没頭の日々。

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