第41回 万年筆は不要!? なくてもいいものこそ大事にしたい話

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「不要不急の外出は控えてください」
昨今の新型コロナウィルスの蔓延によって、人々の生活が大きく制限されています。
ダメと言われて気づく。私たちが今までどれだけ「不要不急」によって生かされてきたかを。
そして万年筆もまた「なくてもいいもの」であると、スゲイノウ人の森さんは語ります。
スゲイノウ人の森って誰それ!?という方はこちらからご覧ください↓
【万年筆が好きすぎるシステムエンジニア 】第1回  SEと万年筆との出会い
森さん仕上げのカスタムヘイテイジ92はこちらです。
編集さん
編集S

こんにちは〜。編集のSです。

どうも!「万年筆仕掛け人」の森です。
編集さん
編集S

先週も話していましたが、新型コロナウィルスの感染拡大によって、テレワークが推奨されたり、学校が休校になるなど、事態が深刻化しています。森さん自身は会社員じゃないから、通勤中や勤務先での感染の心配は少ないですが、お子さんは学校に行けず大変ですよね。

そうですね。実際は学童保育に通えているのでなんとかなっていますが、みなさん大変な時期だと思います。子供が家にいて、テレワークって言っても集中できるかどうか……。子供も外出できないとストレスたまるでしょうし。
編集さん
編集S

不要不急の外出を控えるって、基準が難しいですよね…。何が「必要」で何が「不要」なんでしょう?

とことんそぎ落としていけば、食べる・寝るなどの生理的な欲求以外は「不要」ですよね。
編集さん
編集S

めちゃくちゃそぎ落としましたね!

まあ実際食べるためには、買い物に行かなければなりませんし、買い物にはお金が必要なので、稼ぎに出なければなりません。
編集さん
編集S

生活最低ラインを守るべく働いて、食べて、寝る。数週間とはいえ「遊び」がない生活っていうのは、どうにも無味乾燥なものですね。

旅行もイベントもコンサートも、経済を回している多くのものが「不要不急」だと思うとなんとも複雑な気持ちです。
編集さん
編集S

そうですね、別に”なくても死なない”ってものほど、人間を人間たらしめている要素かもしれません。

そうそう、言ってしまえば万年筆も「不要」の類です。鉛筆やボールペンは必須アイテムでしょうが、万年筆は「余裕」や「遊び」で持つものですからね。

編集さん
編集S

最低限書くだけなら、もっと簡素な筆記具がたくさんありますからねぇ。なんなら、筆記具すらいらない。デジタルでいいじゃん!ってなる。万年筆は手間もコストもかかる、まさに贅沢品!

でも、人間って面倒臭い生き物で、ただ目的が果たせるだけじゃ、つまらなくなっちゃうんですね。ボールペンが開発されても、スマホが普及しても、だんだん飽きちゃうし、文字を記録できればなんでもいいとはならない。「気持ちよく書きたい!」とか「オシャレな道具で周りに差をつけたい!」とか付加価値が求められるようになりました。
もちろん、鉛筆だってボールペンだって、使う人によっては最高のツールになりますから、一概には言えませんが、万年筆は中でもこだわり所の多い筆記具でしょう。

編集さん
編集S

万年筆の場合、ボールペンよりも、デジタル筆記具よりも前に誕生して、一度は若干衰退したにも関わらず、再びじわじわと人気が上がってきているのはすごいですよね。

でも、万年筆がいまでも優れた筆記具であることや、社会的地位の高い人が「余裕の象徴」として利用すること、またSNS映えすることなどを鑑みると、不思議ではないです。

編集さん
編集S

う〜ん、そう思うと万年筆は「不要」かもしれないけど、これからも多くの人に支持されて、生き残っていくことになりそうですね。

僕の理想の100年万年筆計画も「金属である必要ある?」とか「誰得?」というご意見をいただきます。確かに多くの人にとって「不要」なものかもしれませんが、採算度外視で誰もやってないことをやること自体に価値があると思っています。
そしてこの一見「不要な作業」をすることが、僕の「人間らしい所業」なのかもしれません。

編集さん
編集S

ああ、そう聞いたら、朝の通勤ラッシュも「人間らしい所業」に思えてきた……(苦笑)

今回の件でテレワークが一般化したら、電車に乗ってわざわざ会社でみんなと顔を合わせることが尊く思えるかもしれないですね!……とはいえ、ラッシュは楽しくないので勘弁して欲しいですが。
編集さん
編集S

満員電車はイヤ!

本当に無駄なものはなくしたいですけど、「これが無駄」という判断が難しいから困る。

編集さん
編集S

オリンピックも人によっては「やらなくていい」と選別されちゃいますよね。あれだけ時間とコストをかけて、コンマ何秒記録を縮めるために頑張るなんて、なんの意味があるの?と。
一方で、これは人類の限界に挑戦するための一大イベントであり、人間の記録として非常に価値があることも確かです。

結局は価値観の違いかな。
編集さん
編集S

「なくてもいいもの」を大事にする人の方が人生を楽しんでる気がします。

「なくてもいいもの」が生き甲斐だったりしますよね。

編集さん
編集S

まとめると、人間が生きる上で「なくてもいいもの」こそ「人間らしい行為・人間の文化」で、ある人にとっては「なくてもいいもの」も、別の人にとっては「生活になくてはならないもの」である。といったところでしょうか。

そう思うと「不要不急」の外出を控えるのは、すごくシンドイことですよね。早くいつも通りの生活が戻ってくることを祈っております。

編集さん
編集S

森さんも早く好きなところへ行きたいですよね!

まあ、先週は茨城にいっちゃったんですけどね(苦笑)

編集さん
編集S

大勢が密集していなければ……ということで、東京よりはマシかもですね。

今回は謎の雑談になっちゃいましたが、思いのほか「不要」と「必要」について深堀りできた気がします。

編集さん
編集S

万年筆が「なくてもいいもの」だけど、これからも支持されていくものとして、再認識できましたね。

それでは今週はこのへんで。もしよかったらSNSで「いいね」や「シェア」お願いします!

編集さん
編集S

ちょっとヘンな人も常時募集しています。お気軽にメッセージください。

では、また来週!

編集さん
編集S

さようなら〜!


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「万年筆が好きすぎるシステムエンジニア」森 慎吾さんのプロフィール

1981年生まれ。高校卒業→印刷会社→専門学校(音響芸術科)→テレビ局で編集マン→SE→フリーランスのSE→スゲイノウ人(イマココ!)。とにかくずっと激務に追われる日々からフリーランスへ転身し、忙しいながら趣味にあてられる時間も増え、万年筆カスタマイズに没頭の日々。

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