第42回 世界同時株安なので筆記具メーカーの株価を比較してみた

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コロナウィルスの蔓延をきっかけに、世界経済が不安定になっている昨今。
景気が悪い時に、高価な万年筆は売れるでしょうか?
その時々の時代の流れにあわせて、モノの売り方も変わってくるはずですよね。
今回は、東証に上場している万年筆メーカー2社にスポットライトをあてて、スゲイノウ人の森さんと対談です。
スゲイノウ人の森って誰それ!?という方はこちらからご覧ください↓
【万年筆が好きすぎるシステムエンジニア 】第1回  SEと万年筆との出会い
森さん仕上げのカスタムヘイテイジ92はこちらです。
編集さん
編集S

こんにちは〜。編集のSです。

どうも!「万年筆仕掛け人」の森です。
編集さん
編集S

最近毎週これですが、まだまだコロナショックですね……。みんな自粛しすぎて経済がヤバい状況にまでなってきました。

ウィルスを楽観視しすぎるのもよくないですが、ここまで自粛ムードなのもねぇ。中小企業は踏ん張りどころかと思います。
編集さん
編集S

日本経済が、いや、世界経済が一気に失速していると連日報道されています。そしてふと、こんな不景気になってくると「嗜好品とも思える万年筆って売れるのか!?」と無駄に心配になってまいりました。

Sさんに心配されている万年筆……。
編集さん
編集S

みんな財布の紐が固くなりません?

う〜ん、リーマンショック級の景気後退なんて囁かれてますが、ぶっちゃけ、投資をしていない人にとっては、株価の冷え込みなんてあまり感じないのでは?
編集さん
編集S

確かに「株価が20%暴落したら、給料も20%下がるシステム」なら別ですけどね……いきなりそうはならないですからね。意外と対岸の火事のように見ているかもしれません。

なんか今日は経済トークなんですか?
編集さん
編集S

ええ、こんな時なので、筆記具メーカーとして上場している【パイロットコーポレーション】と【セーラー万年筆】の2社についてちょっと調べてみました。

ちょっと変わった切り口ですねぇ。

編集さん
編集S

時事ネタ絡めていきますよ〜。

筆記具メーカーで上場しているのは、その2社だけなんですか?

編集さん
編集S

三菱鉛筆やコクヨなどもありますが、主力製品の一角として万年筆を作っている上場企業に絞らせていただきました。

なるほど。

編集さん
編集S

株価の高い安いは、製品の優位性とは直接関係ないことを前提として聞いてくださいね。
2020年3月10日時点の株価、【パイロットコーポレーション】は3,100円、【セーラー万年筆】は135円です。

結構差がありますね。

編集さん
編集S

セーラー万年筆が万年筆メインなのに比べ、パイロットは他にも幅広く手がけているので事業規模が大きい。

あまり知られてませんが、パイロットはジュエリーも作ってますからね!あと玩具も。「メルちゃん」という女の子に人気の人形も実はパイロットです。

編集さん
編集S

メルちゃんて、もう「メルちゃん」という商品名がブランドになっていて、どこのメーカーか気にしたことなかったです。厳密に言えば、パイロットの子会社である「パイロットインキ」が玩具を作っているんですね。

パイロットは特殊なインクの開発にかなり力を入れていた関係で、温度で色が変わる技術を玩具に応用したんですね。お風呂のお湯につけると色が変わったり、水でお絵描きができたりと、応用の仕方も見事です。
でも、インクの研究によって生まれた一番のヒット商品は、何と言っても”フリクション”シリーズではないでしょうか。

編集さん
編集S

そうか、消しゴムっぽい部分で消してるイメージですが、摩擦熱で温度を変化させてるんですね。

みんな使ってますよねー、フリクション。
編集さん
編集S

フリクションシリーズは、2006年にヨーロッパで先行販売され大ヒット、翌年日本でも大ヒット!世界で累計20億本が売れたパイロットの看板商品です。

へ〜、ヨーロッパでまず発売したんですね。
編集さん
編集S

日本人よりも鉛筆を使わない欧米で、市場調査をしたかったのかもしれませんね。学校でも鉛筆ではなく万年筆を使うって話、以前出ましたよね。(第13回 ドイツで子供に万年筆を使わせるワケ【万年筆が好きすぎるエンジニア】

革新的筆記具を作ったのは、パイロットの強みですね〜。それでいて、万年筆においても国内ではトップランナーですから、総合筆記具メーカーとしてすごく安定感がありますね。

編集さん
編集S

パイロットとセーラーの、万年筆ラインナップにそこまで差があるようには感じないのですが……。パイロットは廉価帯の万年筆「カクノ」が大ヒットしましたが、調べてみると、セーラーは1976年に同じく廉価帯でポップなデザインの「キャンディ万年筆」を発売し、若者を中心にバカ売れして累計1,500万本のヒットとなっていました。今では廃盤となっているのが、なんとなくもったいない気がします。

ライバルと同じことをしても、意味ないと判断しているのかもしれませんね。セーラーはセーラーらしさを追求していって欲しいです。例えば、ニブに21金を採用しているのは珍しく、セーラーのこだわりと言えるでしょう。

編集さん
編集S

セーラーの経営方針をみても、中・高級の万年筆に注力するとありました。

こだわりのある尖った商品を作って欲しい!

編集さん
編集S

セーラーさんのインスタアカウント「あけましておめでとう」の次の投稿が昨日だったので、もっとプロモーションしたらいいのになぁなんて、また余計な心配をしております。

マーケティング、プロモーション、大事ですよねぇ(遠い目)

編集さん
編集S

ほんとに、そしてそれが難しい(遠い目)

SNSに力をいれているか否かでも売上が変わってくる時代ですからね。

編集さん
編集S

森さんも「MONDO」のプロモーション頑張ってください!

開発の苦労話ばかりにならないように気をつけます(汗)

編集さん
編集S

それでは今週はこのへんで締めたいと思います。もしよかったらSNSで「いいね」や「シェア」お願いします!ちょっとヘンな人も常時募集しています。お気軽にメッセージください。

たまにはこんな話題もいいですね。では、また来週!

編集さん
編集S

さようなら〜!


どれだけ磨くの!? カスタムヘリテイジ92製作記はこちら


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「万年筆が好きすぎるシステムエンジニア」森 慎吾さんのプロフィール

1981年生まれ。高校卒業→印刷会社→専門学校(音響芸術科)→テレビ局で編集マン→SE→フリーランスのSE→スゲイノウ人(イマココ!)。とにかくずっと激務に追われる日々からフリーランスへ転身し、忙しいながら趣味にあてられる時間も増え、万年筆カスタマイズに没頭の日々。

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