日本には「もったいない」という良き慣習がある。だけど、実際のところ、気軽に安いものを買い、気軽に捨てるライフスタイルだったりしませんか? 文具も同様にプチプライスなものが好まれる風潮ですが、スゲイノウ人の森さんは真逆の存在を目指して、日々奔走しています。 スゲイノウ人って何それ!?という方はこちらからご覧ください↓ 【万年筆が好きすぎるシステムエンジニア 】第1回 SEと万年筆との出会い 森さん仕上げのカスタムヘイテイジ92はこちらです。

こんにちは〜。編集のSです。


今週はちょっと遅れての対談になってしまいました…。


言い訳をさせていただくと、今週のはじめに何となく調子がでないな〜と思ったら、熱が37.3℃だったんですね。


いやいや、最近の対談はほとんどチャットじゃないですか。今も…


その後、平熱に戻ったので、経過観察中です。この騒動始まって以来、最大限に引きこもっているので、これで罹患したらもうシャレにならないですよ。手の打ちようがない…


なんか不思議なものですよね。今までだったら「微熱くらいで会社休むな!」だったのに。


そんな訳で、必要以上に休息をとって免疫力を高めさせていただきました。今は体調バッチリです。


えっ!ダメですよ、たくさん寝ないと!


え!家の工房化、本当にやっちゃうんですか?2トンの機材は置かないですよね??床が抜けちゃいますよ!


ディアウォールって、前にも使ってましたよね?
工房が散らかりまくりだったのでホームセンターで資材を購入し工房の改造を施しました。😋
ワークスペースも増えたし排気ダクトも買ったのでこれで有機溶剤を使った塗装もできますね😉#DIY #ディアウォール pic.twitter.com/I6vHb0TskF— 森慎吾@万年筆仕上げ人 (@Tech2501) October 10, 2019


ホームセンターは営業してるんですね。生活に密着しているから当然か。

テレワークが盛んになったから、ホームセンターで机がバカ売れしてるって報道番組でみました。自分で作ったら安いのになあ(笑)

いや、みんな森さんのような工具セットとか持ってないし…。DIYって盛んになったようで、実際なかなか日本には浸透しない文化なのかもしれませんね。

やっぱり土地ですよ、土地。アメリカの家って、だいたいガレージがあって、日曜大工だって車の整備だってできちゃうでしょ?

確かにそんなイメージありますね。日本でも地方ならできそうですけど。

うん、でも地方でもそんなにDIY盛んじゃないでしょ?家を補修しようと思ったら大工さんにお願いするじゃない。

そういえば、海外では中古の住宅も値が落ちないって言いますね。逆に価値があがったりもする。

それに比べると、日本人は圧倒的に新築を好みますよね。

どのくらい日本人が新築好きかを調べてみました。


日本は新築多いなぁ。古民家なんてもてはやされてるけど、リアルに「住む」とは切り離された存在だし。一方アメリカは中古が圧倒的か。これだからホームセンターの規模も圧倒的なんだ。

そうなんですか?


やっぱり土地!日本は狭いからなぁ。


日本はなぜ、古いものを修理して使うより新しいものを求めるのでしょう?


大事なものほど、プロに任せたい気持ち、あるかも。


<定住する農耕民族>と<移動する狩猟民族>の差が出ているかもしれません。


日本でもだんだん転職が一般的になってきましたから、変わってくるのでは?


ノベルティーでもらったボールペンなどは、わざわざ芯を買い替えたりしません…。ゴメンナサイ。


例えば万年筆の調整だと、自分でやるの怖くないですか?

道具って自分でいじって初めて「自身の道具」になると思いませんか?失敗しても命を落とす訳じゃないし。メーカー側が部品類を販売するなどできれば敷居も下がりそうですよね。

「餅は餅屋」って言葉がありますが、お任せ思考すぎるのも”悪”ですね。

「失敗してもいいじゃない」という”寛容さ”や、人任せにせず”自分で考えてやってみる”ことは、日本人全体の課題じゃないでしょうか。

なんかDIYの話から始まり、とても崇高な結末を迎えました。


引きこもり生活を送って時間ができた方は、小さなDIYを試してみてはいかがでしょうか?

小さく始めると苦にならないですよね。

それでは、今週はこのへんでおひらきにしたいと思います!

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森さんのような、ちょっと(すごく)ヘンな人も常時募集しています。お気軽にお問い合わせフォームからメッセージください。

また来週お会いしましょう!

さようなら〜!
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「万年筆が好きすぎるシステムエンジニア」森 慎吾さんのプロフィール
1981年生まれ。高校卒業→印刷会社→専門学校(音響芸術科)→テレビ局で編集マン→SE→フリーランスのSE→スゲイノウ人(イマココ!)。とにかくずっと激務に追われる日々からフリーランスへ転身し、忙しいながら趣味にあてられる時間も増え、万年筆カスタマイズに没頭の日々。