子供は鉛筆を使う。一度そうだと思うと、抜けられなくなる。 なぜ鉛筆を使うんだろう?鉛筆はどこが優れているんだろう? ひとつひとつ、考えるクセをつける。違うものを試してみる。試行錯誤を繰り返そう。 「これでいい」ではない「これがいい」を見つけよう! はじめてお越しの方はこちらもご覧ください↓ 【万年筆が好きすぎるシステムエンジニア 】第1回 SEと万年筆との出会い 森さん仕上げのカスタムヘイテイジ92はこちらです。

こんにちは〜。編集のSです。


森さん、調子はいかがですか?私は完全に自粛疲れしております。


忙しくてなによりです!


ああ、そうですよね…。テレビ会議で後ろを子供が横切る場面とかよくありますが、ちょっとホッコリします(苦笑)


休校中は宿題、あるんですか?


普段より接する時間が増えるのはいいことですが、お子さんの気になるところも目についちゃいますね。


おお、素敵なプレゼントですね。



子供向けなだけあって、カワイイですね。


カクノは、以前にもジャリーズで話題に出てきてますよね。ラミーのabcも、ドイツの学校では万年筆を使うという記事で一度ご紹介しました。


ドイツだけでなく、イギリスやフランスでも子供に万年筆を使わせるのが慣習となっているようです。
鉛筆書きのきれいなノートでは、何を間違えてどう直したかは分からない。発見と理解のプロセスが記録されていないのだ。残っているのは結果と正解、完璧なノートだけ。これは学ぶ機会の喪失と好ましくない思考習慣につながるようにも思える。子供は間違いを恐れ、リスクを回避するようになってしまう。


で、アメリカではどうなんだろう?って思い、少しググってみたら、どうやら鉛筆が主流のようです。

へ〜、そうなんですね!

欧州よりも情報が少なく、個人ブログさんの記事をいくつか参考にさせていただいたのですが、アメリカでは万年筆は使わない。鉛筆、しかもおしりに消しゴムがついたタイプが一般的。
なんと
アメリカ人は
基本 消しゴム持ってないらしんんやけど〜〜〜

え、消しゴムもっていかないんですか?!

一体化してる方が便利じゃん?合理性万歳!ってところですかね。

まあノートなんて、後で自分が見てわかればいいものですからね。逆に日本人は几帳面で、ノートもきれいに取らないと気が済まない人が多いのかな。どっちが良いのかは意見がわかれるところだ。

あ、ちょっと話が逸れてしまいましたが、万年筆をもらった娘さんの反応はどうでしたか?

喜んでましたよ。外見ではカクノが一番好きだと言ってました。おそらく透明が好きなんでしょうね。カクノには様々なカラーバリエーションがありますが、スケルトンを選んでおいてよかった!

カクノはニブの顔マークもポイント高いですよね。


子供向けならではの、握り易い設計になってます。あ、このちょっとカサカサの手は嫁です(笑)


奥様、手の出演ありがとうございます。


中身のインクをダイレクトに楽しめる、透明軸の醍醐味ですね。



マークと凹みに指をあわせると、すごく正しく握れそう!



カートリッジも可愛いですね!



子供だったら、常に可愛い柄付きを使いたいでしょうね〜。



地味にありがたい!



これもカクノ同様、両用式ですね。まあ、子供はカートリッジ使うでしょってことかな。



う〜ん、軍配分かれましたね!見た目はカクノ。持ち易さはペリカーノジュニア。書き易さはラミーabcですか。

かなり個人的な意見になりますけどね。

ちなみに、客観的に見て、字がうまくなる万年筆は?

現段階では本人の力量不足で判定不能…ですかね(汗)


なんか、だんだんちっさくなってる(笑)


スゲイノウ人森さん的には、どれが一番おすすめですか?

う〜〜〜〜ん、難しいなぁ。でも、この中だとやっぱり「カクノ」かな。

その心は?

もちろん、ラミーもペリカンもいいんですよ。でも、いい意味でクセがあるし、角度がシビアですね。その点、カクノはストライクゾーンが広めだし、子供のように筆圧の低い人でもスラスラと書けます。そして、なにより当たり外れが少ないってところがいい。

当たり外れ?

主にニブの品質に多少のバラツキが出ちゃうんですよね。その割合が日本製よりも海外の製品に多い気がします。

なるほど、それらを総合的に判断して「カクノ」に軍配なんですね。

1,000円程度なので、たとえ全然使われなかったとしても惜しくない金額ですから、ぜひお子様にプレゼントしてみてはいかがでしょうか?お絵描きしても楽しいですよ。

ラミーも、ペリカンも可愛くてオススメです!

ゆらぎの世界の第一歩へ!

それでは、今週はこのへんでおひらきにしたいと思います!

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森さんのような、ちょっと(すごく)ヘンな人も常時募集しています。お気軽にお問い合わせフォームからメッセージください。

また来週お会いしましょう!

さようなら〜!
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「万年筆が好きすぎるシステムエンジニア」森 慎吾さんのプロフィール
1981年生まれ。高校卒業→印刷会社→専門学校(音響芸術科)→テレビ局で編集マン→SE→フリーランスのSE→スゲイノウ人(イマココ!)。とにかくずっと激務に追われる日々からフリーランスへ転身し、忙しいながら趣味にあてられる時間も増え、万年筆カスタマイズに没頭の日々。