ノギス…それはスゲイノウジン森さんにとって、一家にひとつあるべき必須アイテム。森さんの感覚は、時に一般的な基準と乖離しているので、ノギスが家にないからといって、不安にならないでくださいね。 スゲイノウ人森って誰?という方や、はじめてお越しの方はこちらもご覧ください↓ 【万年筆が好きすぎるシステムエンジニア 】第1回 SEと万年筆との出会い 森さん仕上げのカスタムヘイテイジ92はこちらです。 万年筆を1から作り上げようというMONDO計画はこちらです。

こんにちは〜。編集のSです。


まだまだ梅雨模様で雨が多い毎日ですが、森さんの調子はいかがですか?


どうですか?その後もご家族で溶接を楽しまれていますか?


なにかと必要な器具が多いんですね…。例えばどんなものですか?


ノギス、ですか…。


かろうじて使ったことありますけど…。
え、え、ノギスってそんなに誰でも使ったことあるものでしたっけ?


そんな、ことは、ない、かな…?

そっかー、意外とみんな使わないのかな?

円筒形のものを測ったりするのに使ったことがありますが…そのくらいですかね。

丸いものに限らず、四角いものだって、ノギスで測ります。精密な数値を必要とするものづくりの現場では必須アイテムですね。

確かに、定規で測るのって精度に限界がありますよね…人によって違ったりしそう。

そうそう、でも、ノギスでもアナログだと目盛の読み方で誤差がでてしまうので、今回はデジタルノギスが欲しかったんですよ。
20年以上使ったアナログノギスをデジタルに刷新。勢いで他にも色々頼んだら嫁にバレて小一時間詰められる…😑#ノギス pic.twitter.com/yNruT17PCr
— 森慎吾@万年筆仕上げ人 (@Tech2501) June 16, 2020

これ、ノギスだけじゃないですよね?!
そりゃあ、小一時間、問い詰められるわ(笑)

ほら、ノギス以外にも後々必要になるものがあったし、バラバラと頼むとね…。

小一時間で済んでよかったですね!
それにしても、みんな同じブランドのパッケージですね。MITUTOYO?

ノギスを作っているメーカーは、たくさんあるんですが、今回はミツトヨを選びました!同社のアナログは持っていたんですけどね。高校時代に買ったので、かれこれ20年以上酷使されています。


わあ、ミニサイズもある!
そして、毎度ですが、ミツトヨってメーカー聞いたことありませんでした…。


ノギスにもいろいろ、グレードがあるんですねー。

僕が持ってる、シンワのデジノギスはカーボン製で軽いのですが、1/10mmまでしか測れないんです。あとスライダーが渋くて微妙なスライドができない。ざっくりと測る時はシンワのデジノギを使い、ちゃんと測る時はミツトヨのアナログと毎度使いわけていたんです。

その諸々の問題を解決するのが、ミツトヨ製のデジタルノギスなんですね。


正確無比、スライダーが非常に滑らかで微動送りまでついている。そして1/100mmまでの精度があって、デジタルで見やすい。(お値段、シンワ・デジタルノギスの約10倍以上だけど!!)
憧れだった前後ジョウが超硬チップのハイグレードなノギスを開封!やっぱり新しい工具は良いですねぇ☺️
20年物のアナログノギス君も現役!ノギスって使う期間を考慮するとめちゃめちゃコスパ良と思うのですが私だけでしょうか? pic.twitter.com/fMG1PacEDT
— 森慎吾@万年筆仕上げ人 (@Tech2501) June 24, 2020

では、シンワさんのデジタルノギスはもう不要になっちゃいましたね…。

それが、そうでもないんですよ。何と言っても軽いですから!ちょっとカバンに入れて、いつでも持ち歩ける。あと、ジョウ(写真参照)が樹脂でできているので、傷つきやすいものを測る場合も安心です。太陽電池なのも、意外と便利だったりします。

へ〜、では、時と場合によって使い分けるのがベストという訳ですね!

結構なんでもそうなんですよね…カメラでも、一眼レフがいいけど、気軽に持ち歩けるコンデジも欲しくなる…みたいな?結局両方買っちゃうんですけど(苦笑)

森さん…ずーっと奥さんに問い詰められてる人生じゃありません??

う〜ん、そうかも?

それでメゲているような森さんではありませんよね(苦笑)

…なんか居心地が悪くなってきたので、今週はおひらきにしましょう!

わかりました。
みなさん、一家にひとつ、ノギスですよ?いいですか?

初めての方には、廉価帯のノギスがおすすめです〜。

森さんのような、ちょっと(すごく)ヘンな人も常時募集しています。お気軽にお問い合わせフォームからメッセージください。

また次回お会いしましょう!

さようなら〜!
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「万年筆が好きすぎるシステムエンジニア」森 慎吾さんのプロフィール
1981年生まれ。高校卒業→印刷会社→専門学校(音響芸術科)→テレビ局で編集マン→SE→フリーランスのSE→スゲイノウ人(イマココ!)。とにかくずっと激務に追われる日々からフリーランスへ転身し、忙しいながら趣味にあてられる時間も増え、万年筆カスタマイズに没頭の日々。