【万年筆が好きすぎるシステムエンジニア 】第1回 SEと万年筆との出会い

記念すべきスゲイノウ人第1号は、万年筆に魅せられて、カスタマイズまではじめてしまった森慎吾さんです。

森さんの本職はシステムエンジニア。バリバリのデジタル職業である森さんが、アナログ筆記具の万年筆にハマってしまったきっかけはなんだったんでしょうか。第1回である今回は、森さんと万年筆との出会いについて伺ってみました。
編集さん
編集S
記念すべき第1号のスゲイノウ人ですね!
ありがとうございます。なんだか光栄ですね。
編集さん
編集S

これからスゲイノウ人としての活動をサポートさせていただく、マネージャー兼編集のSです。

よろしくお願いします!
編集さん
編集S
それでは早速ですが、森さんにお話を聞いていきたいと思います。
ドキドキ・・・
編集さん
編集S
森さんは、普段システムエンジニアとして活躍されているとのことで、万年筆とはあまり縁がないように思います。なにか万年筆にハマるきっかけなどはあったんですか?
ずばり反動ですね(笑)
編集さん
編集S
え!反動?
IT系企業だとノートや紙媒体の類の持ち込み持ち出しが禁止されてケースがよく有ります。
編集さん
編集S
噂には聞いていましたが、実際にそういう会社が結構あるんですね。
私の勤めていた会社もそうでして、メインツールが全て会社のセキュリティがかかった貸与PCです。
編集さん
編集S
普段からペーパーに囲まれている私にとっては異世界です!
その後フリーランスになり仕事の一つに非常勤講師の仕事がありました。
編集さん
編集S
講師までされていたんですね!すでに色々な顔をお持ちの森さん…
今までの仕事と違って生徒の質問にその場で答える事が多いわけです。私の担当科目はネットワークで、ネットワーク図を書いたり計算問題を一緒に解いたりする都合上ペンとノートが便利だったんです。
編集さん
編集S
確かに、先生って黒板とか、ホワイトボードが必須のイメージです。
当初は100円ボールペンを使用していたのですが、文房具やさんで見かけたポルシェデザインの万年筆に一目惚れ。
編集さん
編集S
え、ポルシェって車のポルシェですか??
ポルシェって言っても車だけじゃないんですよ〜。
編集さん
編集S
そうなんですね!じゃあ、森さんは一目惚れから万年筆とお付き合いが始まったんですね。
見た目から入り、その後書き味に感動してしまい、ここから万年筆遊びにハマっていきました。
編集さん
編集S
万年筆遊びって(笑)
いや、遊び…もとい、真剣なお付き合いです!(笑)
編集さん
編集S
さて、話はちょっと戻るのですが…ペーパーレス化が進んでいる昨今、あえて万年筆と紙を使うのは、効率が悪いようにも思いますが
確かに効率という観点でいくと良いとは言えないかもしれません。
編集さん
編集S
正直手書きよりも、PCで打った方が速いのでいつもPCです。
確かにそうかもしれません。でも何かアイデアを考えたり創作したりする上で万年筆と紙というツールは、この上なくシンプルで思考の邪魔をしません。
編集さん
編集S
おお、なんかカッコイイ!
ドローイングアプリだと思考の邪魔をされずに使いこなす様になるには、ちょっと勉強と習熟が必要になるので・・・
編集さん
編集S
やっぱり紙に書くほど自由に書けないですよね。
そういうわけなんです!
編集さん
編集S
ええと、ポルシェデザインで万年筆にハマり、紙との融合でクリエイティブな作業ができるのはわかりました。ただ、そのチラッと見えている万年筆コレクションが気になるのですが…
ハマるとどうしてもこうなってしまうんです…
編集さん
編集S
いったい、何本くらいの万年筆をお持ちなんですか?
家で数えてみたら41本ありました。MAX100本超えしてましたが置く場所もなく溢れかえって…
編集さん
編集S
100本って!!!!!
家内が激怒した為だいぶリストラされました(笑)
編集さん
編集S
そりゃそうだわ!
聞くも涙、語るも涙のリストラ作業でしたよ。
編集さん
編集S
(奥さんも泣いてると思うけど…)その中でお気に入りの1本ってどれですか?
難しい!用途がそれぞれあるので。
編集さん
編集S
それだけあっても、どうしてもコレばっかり使っちゃう1本があるでしょう?
個人的にはバウハウスのデザイン思想が好きなのでP’3135 SOLID TITANIUM PENが一番のお気に入りですね!
ポルシェデザイン万年筆
編集さん
編集S
おおう、ポルシェといい、バウハウスといい、森さんにドイツの風を感じます。
余計な装飾を排除した、シンプルで機能的な美しさ!素晴らしいじゃないですか。
編集さん
編集S
確かに、シンプルで機能的。
次点で実用重視でペリカンのスーベレーンM400でしょうか。
ペリカン スーベレーン
編集さん
編集S
あ、これテレビドラマで見たことある!
そうそう。メディアで取り上げられた影響か、人気があります。
編集さん
編集S
ペリカン、これ素敵ですね。ちょっと書いてみてもいいですか?
どうぞどうぞ。
編集さん
編集S
おっと、意外な色が出てビックリです。インクも好きな色が入れられますね。
万年筆の醍醐味ですよ。
編集さん
編集S
まさか、インクも膨大なコレクションで奥様が激怒とか…(汗)
いえいえ、全然大した事ないです。コアな万年筆フリークの皆さんは、インク専用冷蔵庫とか持ってるくらいなので(笑)
編集さん
編集S
インクの冷蔵庫!?ワインセラーか!
コレクション云々というより、僕は違う方向で妻に呆れられています(苦笑)
編集さん
編集S
そうだ!森さんの真髄は万年筆のカスタマイズでしたね。カスタマイズって、具体的にどのようなことをされているんですか?
万年筆を分解すると仕上げや加工に不満がでてきたので自分でいじりはじめました。
編集さん
編集S
普通は分解とかしませんよね!?
若い頃からバイクのパーツを加工したりプラモデルが好きだったりしたので、ものがあったら分解したい願望があるんです…
編集さん
編集S
分解マニア(笑)分解して、どの部分をいじるんですか?
最初はニブと言われる部分。
編集さん
編集S
にぶ?
「ニブ」とはペン先のパーツのことですよ。
編集さん
編集S
ああ、これがニブなんですね!
ルーペで見ると新品にも拘わらず、地金の切り出し面や見えない部分の仕上げが荒かったり、メッキに傷があったりして新品なのにモヤモヤしてしまい、自分で仕上げをしようとしました。
編集さん
編集S
普通ルーペ持ってないし、見ないです。さすがスゲイノウ人…。
例えばメッキを全て剥離させてから徹底的に下地処理の工程をやり直して、再度自分でメッキをかけ直したりしました。とにかく自分をウットりさせる為に新品以上のクオリティにしたかったんです。他にも透明軸の万年筆ならばより透明、かつ汚れに強くする為にあの手この手試して研究しています。ドイツの化学メーカーのガラス溶剤ベースの薬剤を内壁に密着させて防汚テストしたり(笑)硬化被膜にフッ素を含めて潤滑剤無しでもスムーズなピストン動作を実現しようとしたり(笑)他にも色々やってみたい事が・・・
編集さん
編集S
すいません、ちょっとストップ!チンプンカンプンです(泣)
失礼しました(笑)簡単に言うと「万年筆」を「最高に美しい万年筆」にしたいんです。その余地は結構あると思ってます。メーカーさんとしては一本にそんな手間暇かけていられないと思うので、自分でやるしかない!
編集さん
編集S
「万年筆」を「最高に美しい万年筆」にしたい!わかりやすい!
もっと語りたい!
編集さん
編集S
なんだかかなり奥の深い世界のようですね。この続きは次回また教えてください!
わかりました。今後ともよろしくお願いします。
編集さん
編集S
こちらこそ、よろしくお願いします。

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